PC眼鏡と先輩


自分でも何にそんなに疲れてるのかわからないんですが、家についてから気がつくと眠ってしまっていることがよくあります。

暑さにやられているというのもあるでしょうが、そもそもの基礎体力がなさすぎるのが主な原因だと思われます。運動…しなきゃ…。


毎日毎日パソコンを眺め続ける人生なので、目がやられ、眼精疲労により肩がやられ、最終的に頭がやられるという負のサイクルを断ち切るために、PCメガネを買いました。
今使ってるメガネはフレームもレンズもずたずただったので、そういう意味でも新しいメガネは必要だったのですが。


仕事場の隣駅にあるメガネ屋さんに行ったんですが、そこでたまたま高校の先輩に出くわしました。福岡の民が都心で邂逅です。

ぼくはぼくでメガネを買いに行くのでなければ足を運ばない駅だし、お金を職場近くでおろし忘れてなければ、先輩のいた方に歩いて行くこともなかったし、

先輩は先輩で、会社のイベントがなければその駅にはいなかったし、会社の上司からの電話対応がなければ改札近くにあんなに長く立ち止まっていることもなかったようなので、

本当に偶然に偶然と偶然と偶然が重なっての再会でした。

何を話したわけでもないのに、先輩はやっぱり先輩で、感動したわけでも、過去がわっと蘇ってきたわけでも、なんだったらその先輩と特別親しかったわけでもないのに、ただ、懐かしいと、それだけで少しばかり涙がでたのでした。

ここで言う懐かしいというのは、具体的な思い出とかじゃなくて、なんて言うんでしょう、感覚だけが昔に戻るような感じです。

それだのにぼくはスーツを着ていて、先輩はオフィスカジュアルを着こなしていて、その感覚と現実のギャップに涙が出たのでした。



朝つったのにもう夜も更け更けですが、お許しください大名様。

過去にすがるわけではないですが、
懐かしさはやっぱり力になりますね。