道は狭くなってゆく
土曜日、というか休日に初めて会社の同期と会った。
仕事終わりでなくわざわざ約束をして会うというのも新鮮だったし、私服を着ているのを見るのも初めてだった。
やることだけは酒を飲むことだからいつもと変わらない。
それでもなんとなくわくわくしていたのは、休日に会うと、どんな話をするのだろうと思っていたからだと思う。
結論から言ってしまえば、結局していたのは仕事の話だった。
会社が同じで、部署が違う人が集えば最近なにしてるの? という問いには自然、仕事の話が返ってくるのだ。
別にそれが嫌だということは全然なくて、
むしろ個々人が好き勝手にこぼしていた愚痴がが、実はひとつの問題から起こるものだということが話ながら分かっていく様は学問をやってるようで面白い。
んだけど、わざわざ休日に集まって仕事の話をするこの感じが、大人になったのだという実感を加速させるのだ。
前に高校の中年OBが、同期と集まっても子どもと健康と将来の話くらいしかしないから、若い人の話が聞きたいと言っていたのを思い出した。
そういった傾向は、ここ最近の日記の書くことのなさ感にも顕著に表れているけど、ぼくはそれでもいろんな話ができるおっさんになりたいなと思うのであった。
なに日曜ナチュラルに日記さぼっとんねんというツッコミに対しては今朝起きてから15秒ほど土下座していたので許してください。