ないものねだり


あれもこれもと思っていると、人生しんどいことの方が多いとは言え、望まんところに道は拓けないと言いつつ、望むが故に気を揉むようなことの大半は己の身ひとつ、努力ひとつではどうしようもないことがほとんどで、如何ともしがたいという諦念をこうして垂れ流す他ないのです。

既に手元にあるものへの幸せを感じる方がよっぽど健康的なのに、どうしてこう、持ってないことへの不幸感の方が大きくなってしまうんですかね。

この心境ってエア全財産をエア全額株式投資して、エア破産した結果、現実で凹むみたいなほんとに意味わかんない状態だなあ前々から思ってるんです。

要は凹むという結果だけがあって、その原因がよくわからんのです。落ち着いて考えれば凹む理由なんか全くない。でも凹む。

もう少し突き詰めれば、謂れのないこの気落ちから解放される気がするんですが、まだしばらくはかかりそうです。