成る


何かをやるとかやらないとかっていうのは、
お店で何かを買うのに似ていると思う。

他に選択肢がなければ、あるものを買うしかないのとおなじように、手に取りやすい位置にあったから他と比べるまでもなく買ってしまうように、欲しいと思ったから衝動的に買ってしまうように、

他に選択肢がなければそれをやるしかないし、他に優先すべきことがあったとしても、目の前に現れたものから先にやってしまったり、強くやりたいと思ったことを他の選択肢をおしのけてやったりする。


環境や条件に左右されるというのは、ある意味で正しいけど、それだけじゃどういう環境や条件を揃えればいいのかわからない。

やらなきゃいけないと思ってることを、自分がやらざるを得ない状況にどう持っていくか、を知ることが、多分何事かを成したり、何者かに成っていく上で重要なのだ。

働き始めてからというもの、やすきに流れることのどんなに楽で、どんなに愚かなことかを嫌という程感じているのに、それでもずるずると流されている。

いかりをおろさねば。