書く

 

例えば、23時も過ぎて、

「あーまだ日記を書いていない」

と思う。

 

その時に二人の自分が現れる。

「もうめんどくせーし、誰に強制されてるわけでもねーんだからとりあえず今日は寝ちまえよ」という自分と、

「やると決めたんだから、書くべきだよ! そうだよ書こうよ、書くべきだよ!」

という自分だ。

 

そして、そのどちらの自分の言い分も、私の気持ちに響かない。

そうしてあぐらをかいていると、どこから出てきたのか、もう一人の自分がこう言う。

 

「お前がどうありたいと思っているか、は外から見てもわからない。

 人は、表に現れている物から、お前を判断するぞ」

 

ひい。

 

自分は物を書く人でありたい、そして、人からもそのように思われたい。

今日もさぼっていやがるとは思われたくない。手遅れだという異論は認める。

 

自分は〇〇だ! と声高に叫んでも、

そうだと認めてくれる人がいなければ、意味が無い。

 

何かやろうとして、なかなか行動に移せないとき、

認めさせてやる! というのがひとつの原動力になる。

 

かもしれない…