環境と人
あなたの好きな食べ物と、
あなたの物の考え方の共通点はなんでしょうか。
これ、
答えはどちらも何かに影響を受けていることではないかなと思うのですね。
物の考え方だと例に上げるのが難しいので、
食べ物の方の話をしましょうか。
そっちの方が身近だし、影響元を辿っていきやすいでしょうから。
ぼくはポテトチップスの味でいうと、
コンソメパンチ味がとても好きなんです。
今年の夏に父方の祖父母の家に帰った時に、もうすっかり年老いてしまったばあちゃんが、ぼくの買ってきたコンソメパンチを食べながら「ポテトチップスはやっぱりこれに限るねえ」と言ったのを聞いて、
あーぼくがコンソメパンチ好きなのはばあちゃんの影響だったのか、と思いました。
そういえば小さい頃、祖父母の家にはいつもコンソメパンチのポテトチップスが常備されていて、お昼のお菓子によく食べていました。
祖父母の家に常備されていて、よく口にしたという理由で言うと、
オロナミンCも未だに好きですね。
一日一本と決められていたのに、こっそり二本目を飲んで、
元気になりすぎたのか鼻血が出てしまい母にバレて怒られた。
なんてこともありました。小学校1年生くらいだったでしょうか。
父が焼きそばにマヨネーズをかけて食べる時があるんですけど、
その影響で焼きそばにマヨネーズかけるのも好きです。
味が少しまろやかになるので、食べてる途中で飽きがきてしまった時なんかおすすめです。
なんて挙げだすときりがないのですが。
人は環境によって影響を受けながら育つ、
とよく言います。
こんな風に使われる時の影響は、多分性格とかそれこそ物の考え方とか、価値観とかを想定しているのでしょう。
でも今書いたような食べ物の好みだって、あとはそうだなあ、
例えば自分が趣味にしていることとか、普段の立ち振舞とか、そういった身近なところにも、もしかすると人の影響を受けている部分が見受けられるかもしれません。
自分はもちろん自分ですけど、
今の自分になるまでの紆余曲折を振り返るのも面白いかもしれません。