ハートとスペード
自分が目にするもの、
のほとんど全てが、誰かしらの手によって作られたものなのだよなーということを、最近良く考えます。
このブログ更新に使っているパソコンだって、
着ている服だって、住んでいる家だって、
全部。
そいつらは当たり前のようにそこに存在しているから、
ともすると元からそこにあったのではないか、
どこからか勝手に生じたものなのではないか、
なんて思ってしまうのですけど。
しかし実際はあらゆるものの作製課程には必ず人が関わっていて、
つまらない言い方をしてしまえば、
「最終消費者」たる私たちが満足をして、
継続的に利用してくれるように、
持てる知恵と技術とを総動員している。
出来上がったものはそれこそごく自然に、完成品として存在しているから、そこに製作者の息のようなものを感じる機会はあまりないけれど、
確かに人が関わっているのだよなあ。
近頃は作者のパーソナリティ込で評価をされるものにばかり意識をとらわれていたので、作者不在の中、物それ自体で評価される商品や製品などのシビアな世界の方にも考えを向けないとなと思ったのでした。
就職するって多分後者の世界で頑張ることだろうしなあ。