電脳の海を渡る
2日に1冊読書キャンペーン、
継続させています。
しかしただただ読むだけでは続かなさそうだと思ったので、
無印良品で手頃な大きさの、シンプルなイカした黒いノートを買ってきて、
それに読んだ本について記録することにしました。
ぼく自身は目に見えた「成果」みたいなものがあった方が物事が長続きするからです。
ノートには本のタイトルと、
その本のおおまかな分類(小説とか、新書とか)と、
その本に対する自分の評価をABCの3段階で記して、最後にちょびっと感想を書いています。
ノートを買って以降の本についてしか記録をしていないので、
まだ3冊分、つまり3行分しかノートは埋まっていません。
今では本の表紙についているバーコードを読み取ることで、
スクラップのように読書記録をとることのできるアプリなども存在していますが、
自分で手を動かして、自分の文字で残すのがなんだか性にあっています。
毎日何かしら書くという決意の方は、
頻度と文字数の関係からこうしてブログを利用していますが。
ただ、
文字とか文章のリズムとか、言葉の選び方とか、
そもそも文章を書くという行為に向き合うこととか、
そういったことを身体で学ぶんだったら、一度は手書きでやってみたほうがいいんだろうなあというのは、ここ最近思っていることだったりします。
しかし、
こうして今インターネットに垂れ流している文章も、
いつかはどうにかして風化していくんでしょうか。
現在の人間が、遺跡を発掘して昔を知るように、
未来の人間は、膨大なインターネットの海を泳いで昔のことを知るようになったりするんでしょうか。
それはちょびっと、面白そう。