エンジン
面倒くさいからしていないことを、
時間がないからやらないのだと言い換えるのは簡単なのだ。
日常には、前と同じように何かを考えるきっかけはたくさん転がっていて、思うところもないではないのだけれど、それを文字に起こすがしんどいから、やらない。
貧すれば鈍すではないけれど、
やらないでいるうちにできなくなることがきっとたくさんある。
ぼくの場合は、それが考えたことを口に、文字にすることだ。
思った事を言ったり書いたりしたって日常に具体的なリターンがあるわけではないし、やってもやらなくても生活に何ら変化はない。
でもやらなかったら、自分の数少ない個性のひとつを失ってしまうような気がする。他の誰かでもいい人間に、自分がなってしまう気がする。
考えて、それを口にすること、書くことは何も特別なことじゃないけれど、それが自分の拠り所になっている。
歌を歌うことでも、
絵を描くことでも、
空想することでも、
ご飯を食べることでも、
行為が何であるかは問題ではない。
自分が自分であるために、どんなに忙しかろうとやめてはいけない何かがきっと誰にでもある。
何かたんねー!
と感じる時は、そういう楽しみを忘れているのかもしれない。
推敲と書き直しがやりづらくてしょうがないから、己と文章を充足させるためにもはよパソコン買わにゃいけんなと、本気で考え始めるGW。
克つぞー!