転ばぬ先の杖つき

失ってから初めて気づく、

という言葉の類語に、

失敗してから初めて学ぶというものがあると思います。

失敗から学ぶ、それ自体は悪くないことです。

次につなげれば、その失敗には価値があったと言えるでしょう。

しかし、世の中には失敗が許されないことがあります。

失敗してから学んだのでは遅く、

失敗しないための準備を周到に行う必要があるものがあります。

それを、どうも私は分かっていないようなのです。

というよりは、やりながらでしか学ぶことができないのです。

初めから上手くできたことなんか、人生で一度もありません。

予行練習というものだって世の中にはあるのだから、

これからは準備上手な人間になりたいなあと思うのでした。