1日の積み重ね方
ぼくは浪人をしていましたが、
たまにあの一年間が本当にあったものなのか、
わからなくなることがあります。
時間の大半は勉強に費やしていたはずなのですが、
思い出せるのは、ラウンジで友達と雑談していた時間や、妹と本気で喧嘩したことや、先に大学生になった友達と会っていた時間ばかりです。
今でも浪人時代に知り合った人たちと交流があるから、あの時間は確かにあったのだと思えますが、
もし宅浪をしていたら、ぼくのラストティーンは曖昧模糊とした空白になっていたかもしれません。
そこから考えてみると、
同じ1年でも、365日がちゃんと詰まっている1年と、くしゃっと圧縮してしまえる、50日くらいしかないような1年もあるのかもしれません。
ぼくの場合は、
人と関わらずに過ごす1日はあんまり記憶に残らないみたいです。
この1週間も、飛ぶように過ぎて行きました。
そういう自分の1日の積み重ね方がわかると、
充実した日々というものが、過ごせるのかもしれません。
明日(もう今日ですけど)は内定先で懇親会があります。
知らない人達とご飯食べるぞー。