カンバックフロム病床
風邪をひいた時というのは
あらゆるものが削ぎ落とされて、
ただただ健康を求める者として活動をするので、
日常当たり前に接しているものが如何に過剰であるかというのを思い知ります。
例えば携帯とか、パソコンとか、そこから得られる情報とか、
健康という観点からしたら屁の役にすら立ちませんからね。
温かい布団と、美味しいご飯と、それさえあれば十分なんですよ。
できれば看病してくれる誰かがいればもっといいですが、
まあ贅沢は言わないでおきましょう。
食べ物も調味料とか使ってない、
普段なら素っ気ないと思うような味付けのものがかえって美味しく感じられます。
つっても健康体に戻ってきて、
いつも通りの生活をしだすとやっぱりあれもこれも必要なものに思えてくるんですけどね。
実は人間が生きていくために本当に必要なものって、
本当にわずかなものなんじゃないかなーということを考えた2日間でしたとさ。