福岡→羽田

 

 

家に一人。

外はものすごい雨音。

荷物にはキャリーケース。

 

ね。

 

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わーっと降っていたかと思うと、急にぱたりと止んでしまうというのが福岡の雨のトレンドのようです。おかげでずぶ濡れの荷物を空港で預けるような事態は避けることができました。


空港線に乗るために、まずは天神駅に向かったのですが、そこで写真撮影にはしゃぐ親子を見ました。天神駅の看板を背景に、お母さんと娘さんがきりっとポーズを決めていて、それを嬉しそうにお父さんが写真を撮るのです。どこの国かはわからなかったけれど、異国からはるばる福岡までやってきてくれたようでした。

自分の育った町が、誰かの憧憬の対象になるのは嬉しいような、むずがゆいような気持ちになりました。自分のやれなかった分の福岡の楽しみを、半分託すような思いで、彼らの福岡観光が良いものになりますようにと、願いました。


書いてる今はもう羽田には到着し終えていて、家に向かっている最中です。


今日は以前バイトしていたところの友達と、これからご飯です。基本的に一日ひとつしかイベントをいれないようにしているぼくにとっては、これだけでも随分とハードなスケジュールです。


そういえば今月は口座にろくにお金を入れていなかったから、公共料金の支払いがどうなっているのかが、今から心配です。コンビニ振込の用紙が来ているとして、支払い期限がすぎているような気がしてなりません。

そういったことも考慮に入れて設定していた滞在期間を自分で勝手に伸ばしたのだから、当然と言えば当然の罰です。


東京に戻って最初に電話をかけるのは、水道局かガス会社か…。