夢日記 4


書いたり話したりしながら思考を整理する癖をやめねばなあと思っている。


昨日の日記なんか特にそうだけど、
書く→考える→書く→考える→…というようにやるので、書いてることと考えていることでようやく全てなのに、考えるパートで考えていることは書き飛ばしたりするから、書きあがったものだけを見る人にはなんのこっちゃわからんものが出来上がってしまう。指示語がやたら多いのも、そこに理由がある気がする。雰囲気は伝わらなくないとは思うのだけれど。


百歩譲って吐いては消え吐いては消えしていく話し言葉で省略が生じるのはしようがないにしても、書き言葉は後からいくらでも手直しができるのだから、省略部分の補足をしていないというのは怠慢以外の何物でもないのである。


話は変わるが、
今朝はよくない夢をいくつか見た。


寝坊する夢。
9時過ぎに起きるのだが、目覚ましは鳴っていないし、セットもされているので、見間違いだろうと思い再度寝直す。
起きるとやはり9時過ぎ。
ぼくは枕元のiPadの時計が間違っているのだと決めつけ、携帯の時計を確認しにいくのだけれど、9時過ぎを指している。

遅刻の連絡をしなければと思うのに、睡魔に逆らえず眠ってしまい、起きたらまた9時過ぎだというループを繰り返す。

目が覚める夢はややこしいから本当にやめてほしい。そこで一度本当に目が覚めて、時計を見たら4時すぎだった。
目覚ましを確認して、二度寝する。


次は悪霊によって生活を脅かされた小さな島国の住人となる夢を見た。

悪霊も脅威だったが、島から逃れようと醜く争い始めた人間たちもまた、悪霊同様に恐ろしいものだった。人体に害をなさない分、悪霊の方がまだ良心的に思えた。


とり殺されたりはしないから、ぼくは悪霊の説得を試みたりしていたが、何かの言葉があちらの逆鱗に触れてしまい、悪霊がルールを無視してとり殺し攻撃を加えてこようとしたところで、何故か霊媒師と化した祖母が助けに来るという展開だった。


ばあちゃんは怒りや恨みによって我を忘れた悪霊ひとりひとりと対話して、生前の名を思い出させることで成仏させていった。


ぼくは悪霊と対峙するその小さいながらに頼もしい背中を見て、心底安堵したところで、目が覚めた。


寝る前より疲れた。